いつかの笑顔のジャケット写真

歌詞

街並み (feat. ニジオカミライ)

森分福

真新しいシャツの色 水に溶けた

濃紺色の渦巻いて深く沈んだ

やがて窓の外 人の声

午後には乾いてるかな

袖を通し家を出よう

住宅街を抜けて国道まで

草原色の歩道橋高く登った

近くに見える駅のホーム眺め

たどり着く電車の中で

誰かここが見えるかなあ

階段降りて小走りに

頬に浴びた風が記憶呼び戻す

ポケットのコインあわせ自販機まで

コーヒー色のため息を飲みこんでく

やがて変わる街並みを思い

最後まで見ていようとひとり

ベンチの隅で

これから君の街へ行こう

も一度会って確かめたいことがある

架線の向こうには水色のメガネたち

青いお空は飛べないけど

せめて顔は上げていこう

二回言うよ

せめて顔は上げていこう

  • 作詞者

    森分福

  • 作曲者

    森分福

  • マスタリングエンジニア

    佐藤まさたか(DOTs DOUND)

  • グラフィックデザイン

    田村未央

  • ギター

    森分福

  • ベースギター

    森分福

  • ボーカル

    ニジオカミライ

  • バックグラウンドボーカル

    じゆん

  • ソングライター

    森分福

  • プログラミング

    森分福

いつかの笑顔のジャケット写真

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熊本在住の音楽愛好家、森分福による2枚目のアルバムです。1枚目「おもいの軸足」に引き続き、各曲にゲストボーカルを迎える形で全11曲の「顔」についての曲集になっています。

いつか見た笑顔(#01"いつかの笑顔")
呼吸の苦しそうな顔(#02"ブレス")
遠くに見える顔(#03"対角線")
どうしても見たい顔(#04"気絶!")
いつか見えなくなる顔(#05"家路”)
笑えなくなった顔(#06"いつもは笑顔")
邪な気持ちを隠した顔(#07"ハンティン・ワールド")
すれ違う街の人の顔(#08"始発便")
無理に作った顔(#09"錠剤")
昔の知人の顔(#10"笑顔")
なんとか上を向いた顔(#11"街並み")

というように、タイトル通りでなく、頭に浮かんだのは幸せそうな笑い顔ばかりではありませんでした。笑顔はあくまで誰かのインターフェースからのアウトプット、それが何を意味するのかは、どうやらその都度しっかり考えないといけないようです。

アーティスト情報

  • 森分福

    森分福 [もりぶんぷく] 1973年生まれ。 (作詞/作曲/編曲、ギター/ベース/プログラミング等) どこにでもいる市井の音楽愛好家です。長く熊本に住み、アマチュアバンド・ソングサイクルのメンバーとしてマイペースに活動しています。ふと(でもないですが)思い立ち、30年作りためたモチーフを形にすることにしました。これまでの活動で知り合った友人たちが歌い、撮り、彩ってくれました。 皆さんの暮らしのなにかしら足しになるような"ポピュラー・ミュージック"がいつか作れたらいいな、と考えたりしています。 当面は「足」「顔」「手」の3枚のアルバムを自主制作にて構想中。

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    森分福の他のリリース
  • ニジオカミライ

    【ニジオカミライ】(NIJIOKAMIRAI) ニジオカミライ(Mirai NIJIOKA : 歌、ギター、作詞作曲担当)と森分福(Bunpuku MORI : ベースその他、アレンジ、録音担当)のニ人組。 二人共に19XX年西日本生まれ。 幼馴染。 関東と九州の間で遠隔制作活動中。

MBPK Recordings

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