教室の窓と揺れるカーテンまたそんな夢で起きた
昔話、振り返れば僕はまた動き出せないまま
遠い笑い声を指でなぞり意味もなく夜を更かしてる
昇る朝に背を向けては夢の続きへ目を閉ざした
いつまでも引き摺っては戻れない過去に今を重ねて
斜陽の落ちる景色にふと目を開けた
踏み出した今が最前線振り返ることもあるけど
僕が立ったここが最底辺それもいいさまたゼロから歩いていく
深く沈む夜に燻る白にやけに涼しい風が流る
今も道は無くて僕の中の何も刺さない針が回る
水平線に浮かぶ雲はどこへ向かおうか迷っていた
どこへ向かおうとも最後のさ結末は既に分かってんだ
今こうして座る僕もそうかあの雲の様に消えるだけか
そんなんで消えて堪るもんかこのまんま黙って散って行くもんか
過ぎた日々に縋る今を認めたくなくて藻掻いている
流る日々を巡る春を睨んだって意味も無いけど
また落ちた先で傷付いて晴天を雨と見紛う
引き摺って擦れて無くなって昨日より早い夜明けが来る
駆け出した今が最前線ほらもっと先へ行けるだろ
躓いて転んで最底辺それでいいさまたここから走っていく
過ぎ去った日々を惜しむのは限界の合図じゃないだろ
引き摺って泣いてまた起きてほらもっと先の先へ飛ばしていけ
- 作詞
ねるめ
- 作曲
ねるめ
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懐旧を穿つ
ねるめ
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