歌詞

（足りない！）

滑り込みのイロハに興じてる猫が

影のまま唸っちゃった

靴を探してどこかへ逃げても

腐葉土に眠り

同じ釜の飯を片付けた犬も

陰のはずが舞っちゃった

置いてかないで 車、車

湿った心から剥がしていくの

サーチライト 外は晴れ

なまじっか綺麗だねドレスが

ポスターめくれば抜け出せるのに

見初めて！お願い！細胞

あたし流線型に片想い

砂鉄と砂糖でできてる

嵐を往く海賊船とか見放して

全裸で雲海を泳ぐの

だけど及第点が避けていく

ギリ手が届いた途端に

見届けないで

すぐに忘れて

腐った桃が同盟を組むまで待ってるよ

木こりの川から浮き上がった豚に

名付けるか迷っちゃった

身を締め付けるハーネス外れて

自由落下する

元を辿れば元を辿る習慣さ

つまり過去になっちゃった

閉め出さないで 扉、扉

スタッカートに代わるスタンダードは

伸びた鼻の下

回収して安堵する苦役

マタタビを乗せたら天秤は壊れて

水が溢れ出す

あたし光線銃に狙われる

ひねりの一つもない夢を

枕変われば寝られないって微笑んだ

あの夜からずっと見てる

君は用心棒に化けてたの

あたしとパパにも内緒で

砕けたビスケットに名を刻む

どこにもいない斧の落とし主は

作り物の笹の葉より

この目で確かに見た黄色と黒が

涙をこぼして 脳裏に滲んだ

蔦を這うように染まってゆく

こだまする雫が水面に散る音

千里先のRIOT

目を伏せないで 轍、轍

あたしが過ぎた証を

ぜんぶ龍鱗が見破って

朝露になって光ってる

君のサイコロが蟻の巣に落下しちゃっても

風に吹かれおやすみ

あたし流動体の二番弟子

吐き出すユーカリの葉っぱを

君が拾って噛み砕くまで

ここから一歩たりとも動かない

単純だね☆