歌詞

朝に満ちた部屋　陰った日々が　やけに眩しく輝いていた

解き明かす勇気もないくせに　一つ一つ手にしてみるんだ

褪せた心で　かき鳴らす呼吸

忘れられないな　愛の唄に記した酸いも甘いも

捨てた筈なのに　嘘つき馴染まないコード

戻れないから美しい記憶なんだね

あなたの声はどこか優しく　だけど少し掠れていた

剥き出しの想い奏でる先に　光を描いてみせた

抱き締めた切なさは　埃を被ったギター

そんなのわかってる　わかってるつもりでいた

馳せる心で　かき鳴らす呼吸

見透かされたのは　愛の唄に沈んだ温い幸せ

辞めた筈なのに嘘つき届かない声

戻れないから美しい二人の過去

傷ついたふりが私の悪いとこ

歯がゆいな今じゃ私の強いとこ

季節は過ぎてゆく　溶けてゆく

だけど変わらず　ここにある　ここにある

忘れられないな　愛の唄に記した酸いも甘いも

捨てた筈なのに　嘘つき馴染まないコード

ひび割れて雫になる存在した生活は

戻れないから美しい記憶なんだね