Lyric

放課後の空が　ほんの少し赤くて

手のひらの温度が　明日を連れてくる

見慣れた街並みの隅で

知らない風に名前をつけた

「大丈夫」って言えたのは

泣かないための魔法じゃなくて

ちゃんと強くなりたかっただけ

光のとなりで　わたしは息をしてる

誰かの夢じゃなく　わたしの今を見つめてる

この小さな世界で

やさしくなれるなら

それだけで いい と思えた

鏡に映る顔　少しだけ変わって

昨日よりもまっすぐに　空を見上げた

届かない願いを　追いかけてた日々

今ならきっと笑えるんだ

光のとなりで　わたしは歩いていく

言葉にならない想いも　抱きしめながら

遠くへ行かなくても

見つかる気がした

わたしのままで　いられる場所

世界がくすんで見える夜も

どこかできっと　誰かが笑ってる

その光が少しだけ

ここまで届くから

光のとなりで　わたしは息をしてる

ありのままの音を　風にのせて

この瞬間が　未来へつながる

わたしの光で　照らしていく