旅立ち哀愁の花巻ろまんのジャケット写真

歌詞

窓に滲む街の灯り

TADAO CHAN

北ウイングの窓に 滲む街の灯り

静かに離れていく 君の足音

握りしめた手が ふいに震えたのは

寒さのせいじゃなく 言えなかった想い

乗り遅れた夢を まだ追ってるようで

胸の奥の炎(ひ)が 消えずに疼(うず)く

「大丈夫だよ」と 先に言ったくせに

弱いのは俺だったと 気づいてしまう

飛び立ってゆく 君の未来に

俺の声は もう届かないけど

花巻North Wing 初雪のランウエイ

涙だけがあの日に帰る

追いかけても 叶わぬ夢なら

せめてそっと見送るだけさ

冷たい空の向こう 小さく手を振った

君を まだ愛している

手袋越しでも 残る指の温度

君と歩いた道 まだ胸にある

羽山(はやま)の森にも 雪が降り始めて

早池峰(はやちね)の影が 心を染めた

もう一度だけでも 笑い合えたなら

別の明日へ 進めた気がした

だけど現実(いま)の俺は 立ちすくむだけで

君のいない旅路を まだ受け入れられない

加速していく ジェットの轟き

胸の鼓動が 君を追いかける

花巻North Wing 未練のランウエイへ

置き去りの心が叫ぶ

遠ざかる影が 滲んで揺れて

いつか笑える 日が来るのか

白い吐息の中で そっと呟いた

「さよなら… まだ言えないよ」

空の向こうへ飛べ 君の未来へ

俺の願いなんて届かなくていい

花巻North Wing 最後のランウエイ

愛のカケラだけ 抱きしめている

もしもう一度だけ 巡る奇跡なら

君の手を 離したりしない

雪の夜明けの中で 約束しよう

「どうか幸せで…」

それでいいんだよ

北ウイングに立って

まだ消えぬ灯り

君がいた冬を

そっと見送った

  • 作詞者

    TADAO CHAN

  • 作曲者

    TADAO CHAN

  • プロデューサー

    TADAO CHAN

  • シンセサイザー

    TADAO CHAN

旅立ち哀愁の花巻ろまんのジャケット写真

TADAO CHAN の“窓に滲む街の灯り”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

花巻空港に沈む夕焼けと最後の風。
北ウイングから離陸していく飛行機を見送りながら、
まだ終わらないロマンと旅情を歌うコンセプト作品。
演歌とロックのあいだに漂う哀愁と、
花巻という町の静かな温度をそのまま音に込めました。

"