旅立ち哀愁の花巻ろまんのジャケット写真

歌詞

花巻北航路

TADAO CHAN

花巻の灯りが もう見えない

どれだけ飛んでも 慣れない夜だ

北へ向かうたびに 胸がざわつく

帰り道なのか 遠ざかるのか

仕事の顔して 平気なふりで

本当はまだ 迷ったままで

雲の下に置き去りにした

言えなかった言葉が疼く

花巻北航路

今日もひとりの旅路

翼に積んだ未練が

重く揺れる

帰れないわけじゃない

ただ戻れないだけ

消せるはずの痛みが

まだ胸で動く

北の海原へ 航路を取れば

思い出だけが 影を伸ばす

窓の外に沈む 見慣れた星座

同じ空なのに 違う気分だ

約束なんて ほどけるものさ

握りしめても 夜風が奪う

それでもまだ “あの声” だけは

聴こえる気がして 目を閉じた

花巻北航路

揺れる心の軌跡

行き先なんていつも

決められずに

さよならが言えたら

少しは楽なのに

消えかけた恋だけが

まだ胸に立つ

離陸のたび 思うんだ

どこへ向かっているのかと

地図のどこにもない場所へ

君を探しに行くようで

花巻北航路

今夜は泣きそうで

翼に触れた風までも

冷たく沁みる

帰らないと決めても

帰りたい気持ちが

行き先より先に

俺を揺らすんだ

降りた街の風に 足を止めれば

胸の奥でまだ 君が手を振る

北へ向かうたび 答えは遠く

花巻北航路

……また飛ぶんだろう

  • 作詞者

    TADAO CHAN

  • 作曲者

    TADAO CHAN

  • プロデューサー

    TADAO CHAN

  • シンセサイザー

    TADAO CHAN

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花巻空港に沈む夕焼けと最後の風。
北ウイングから離陸していく飛行機を見送りながら、
まだ終わらないロマンと旅情を歌うコンセプト作品。
演歌とロックのあいだに漂う哀愁と、
花巻という町の静かな温度をそのまま音に込めました。

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