歌詞

モニターの向こうに

広がる平らな世界

今日も審査員の講評を

有難がっている

空気を乗りこなす

デフォルメされたキャラクター

そこら凡人が惑わされ

今はこんな喧騒さ

見て見ぬふりをしたって

こんなもんさ僕らは

どこまでいっても

空っぽの器を

飾り立てるのさ

こんな風にして世界は

今日も回り続けてる

誰かが流した涙も

シラケて干からびた

ご乱心 まがい物ばっか

騒がしくなった

ちゃちな世界で

明日にはきっと マシになるんだ

そう願っては

本音建前も 分からなくなって

どうしようも無いや

笑えないや

ゴミ屋敷 みたいになった

心の憧憬を

押し殺しては

何者にも 成れず仕舞いで

漂っている

流れ着く先も 分からなくなって

虚しくなってく

笑えないや

アンチテーゼの重奏で

壊れる 確かな世界

今日も新時代の良識を

有難がっている

言論を司る

マネタイズされたキャラクター

当たり前はとうに淘汰され

今はこんな静寂さ

見て見ぬふりをしたって

こんなもんさ僕らは

いつまで経っても

ひび割れた器に

水を注ぐのさ

こんな風にして世界は

今日も回り続けてる

誰かが流した涙も

シラケて干からびた

ご乱心 うつけ者ばっか

騒がしくなった

錆びた世界で

明日にはきっとマシになるんだ

そう願っては

本音建前も分からなくなって

どうしようも無いや

笑えないや

ごみ屋敷 みたいになった

心の憧憬を

押し殺しては

何物にも成れず仕舞いで

漂っている

自分自身に 期待しなくなって

日に日に萎えてく

笑えないや

そうして 荒れ果てた僕らの

エデンに木枯らしが吹く

互いに 傷付けあってもなお

愛が欲しかっただけなんだ

どうしようもない現実が嫌になって

躓いて

何気ない言葉に救われた気になって

手をとって

この大きな木の下で輪になって

それでも 一緒に居ようよ

まがい物ばっか 騒がしくなった

ちゃちな世界で

明日にはきっと マシになるんだ

そう願っては

本音建前も 分からなくなって

どうしようも無いや

笑えないや

ゴミ屋敷 みたいになった

心の憧憬を

押し殺しては

何者にも 成れず仕舞いで

漂っている

流れ着く先も 分からなくなって

虚しくなってく

笑えないや