変幻自在のジャケット写真

歌詞

ラウンドロビン

無地

雨の河原町 君は静かに

路地裏の猫を 抱き抱えた

猫の瞳に 滴る雫に

僕は嫉妬した 夕刻

溢れる言葉

閉ざした願い

すれ違うほど

愛しくなった

躊躇う右手

空に踊れば

夜の帳が下りていく

それが何度繰り返し

別れを紡いでも

息を呑むほど美しく

呪いのように

世界を包み込む

君のその姿

いつか全てが壊れても

この手が掴んだ

あの温もりは残ってる

繰り返す君の夢

ただ光の射す方へ

猫は寂しげに 背筋伸ばして

ビルの物陰に 溶けていった

世界が密かに 僕を残して

消えてしまう様な 静寂

止まない焦り

止まった時計

愛し合うほど

苦しくなった

救われぬまま

二人眠れば

朝の日差しが呼んでいる

それが何度繰り返し

心を殺しても

頭の奥でこだまする

セピアの色した

世界を彩る

君のその言葉

何度も君を追い掛けた

片道のメトロ

円環に沈み込んでいく

醒めない戯曲の上

ただひとり願っていた

枯れ果てた声

乾いた涙

見つめ合うほど

哀しくなった

途絶えた夢の

続き辿れば

あの日の路地に

落ちていく

僕が何度繰り返し

名前を叫んでも

霞のように消えていく

君は確かに

ここに居たけれど

それも嘘みたいだ

そして全て失っても

この手が掴んだ

あの温もりは覚えてる

悪天の河原町

ただ空を見上げていた

  • 作詞

    無地

  • 作曲

    無地

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