変幻自在のジャケット写真

歌詞

無地

蒼く歪んだ春

戸の隙間風

意味の無い声は囁いた

踵を浮かし

世迷言垂れ

「日々は煩い」と呟いた

それがいつかの私の声なら

きっと風に攫われ消えるだろう

野辺に響く音は遠くなって

さよなら さよなら

「風になって

星になって

いつかは

あの蒼に染まっていくんだ」って

知れなくなるのなら

それでいいのにな

「鳥になって

雲になって

いつかは

あの蒼に沈んでいくんだ」って

見えなくなるのなら

それでいいや

赤く染まった空

あの並木道

過ぎた記憶に問いかけた

自転車を押し

目も合わせずに

君は「切ない」と呟いた

それがいつかの私の日々なら

夜明けの星と共に消えるだろう

君の声はかたちを失って

さよなら さよなら

「雪になって

石になって

いつかは

あの蒼に染まっていくんだ」って

知れなくなるのなら

それでいいのにな

「嘘になって

詩になって

いつかは

あの蒼に沈んでいくんだ」って

見えなくなるのなら

それでいいや

蒼く歪んだ夏

僕を残して

ただ時間だけが過ぎ去った

作りすぎた夕食を眺めて

「日々は切ない」と呟いた

  • 作詞

    無地

  • 作曲

    無地

変幻自在のジャケット写真

無地 の“蒼”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

1st Album

アーティスト情報

"