友達だからのジャケット写真

歌詞

ゆるして(emamouse ver.)

東京恋慕

今日はどこいこうか

本当に嬉しそうにわらう

そのくせ泣き出しそうな目で強く強く見つめるんだね

結局私は脳がいかれててひがないちにち能書き垂れててこのまま気が触れ日が暮れた後は

カタバミの鞘に手が触れたみたい

種が四方に散ってしまう

君がどっかに行ってしまう

そんなのやだなとひとりでなく

微睡の中で君を探す

窓越し見つめるゆめをみてる

何をしてても君を思う

君がいた証拠を今日も歌う

どうしてもどうしても消えないこの気持ちを

ゆるして

綺麗な思い出を汚す魔法

私は持ってないものと希望この憎悪と証拠を恍惚の表情で埋め尽くしかき消そうとしても

君の声が頭にこだまする

明日になってもずっと

だから好きだよ全部が全部ダメになるまでずっと好き

たちまち蘇る明かりが

私はきみがいたあかしをすっかりこの世に残してる

しっかりこころにきざんでる

どうかおねがいですこのまま忘れられなくても

結局私は脳がいかれててひがないちにち能書き垂れててこのまま気が触れ日が暮れた後は

カタバミの鞘に手が触れたみたい

種が四方に散ってしまう

君がとおくに行ってしまう

そんなのやだなとひとりでなく

微睡の中で君を探す

窓越し見つめるゆめをみてる

何をしてても君を思う

君がいた証拠を今日も歌う

どうしてもどうしても消えないこの気持ちを

ゆるして

  • 作詞

    ドクガエル

  • 作曲

    ドクガエル

友達だからのジャケット写真

東京恋慕 の“ゆるして(emamouse ver.)”を

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“出会い系発!ダメ人間バンド!”をキャッチフレーズに掲げ、東京都内を中心に活動している東京恋慕。「友達だから」にはドクガエル(Vo)のけだるい歌声とグルーヴィなバンドサウンドが特徴の「友達だから死んでほしかった」、エレクトロサウンドに乗せて切々と後悔の念を歌う「ゆるして(emamouse ver.)」、バンドのYouTube公式チャンネルで唯一ミュージックビデオの再生回数が1万回を超えている代表曲「ブロンきめてたからだよ」の新録バージョンなどが収録される。この作品ではレコーディングエンジニアを杉山オサムが務めたほか、「ゆるして」のアレンジはemamouseが行った。



東京恋慕ライナーノーツ

『毒にも薬にもならない音楽なんて必要ない。
東京恋慕はその両方を併せ持つ唯一無二のバンドである。』
 
 
今回、全国流通盤2nd EP『友達だから』のサブスク解禁にあたって本作のライナーノーツの依頼を受け、再度聞き直しながら書かせていただいているが作品のことを書かせていただく前に東京恋慕の魅力についてまず書きたいと思う。
 
出会いとは偶然であるが、聞く者の心を掴んで離さない圧倒的歌唱力を持つドクガエルと天才的な作曲能力、アレンジ能力を持つソムチャイの出会いというものが、世界のどこを探してもいないオリジナルのバンド【東京恋慕】を作っているといっても過言ではない。
二人が作り出す数々の楽曲はお互いの化学反応で常に洗練され続けている。
 
そこにマルコメ・エックス(旧のりとも)、忍煮苦二郎というストイックでしっかり者のリズム隊がドクガエルとソムチャイという二人の怪獣を遊園地にさせている。
この4人の出会いというものもただの偶然だとしてもこんなバンドが出来上がるのだから
 
出会い系発!ダメ人間バンド!
 
というキャッチコピーは伊達じゃない(笑)。
 
私自身ドクガエルが加入する前から東京恋慕をライブハウスで見させていただいてるが、こんなに変化し、洗練され、ファンになってしまったバンドはいないと思う。
そのあたりを書き出すときりがないので、本作品について書かせていただきたい。
 
 
1 友達だから
作詞 作曲 ソムチャイ
『友達だから死んでほしかった』という強烈な歌詞に乗せたドクガエルの美しい旋律から始まるこの曲は、静と動を見事に表現していて、これぞ東京恋慕というモノでありながら音楽的にも格段の成長を見せてくれる楽曲になっている。
また歌詞の対比も聞きどころで、聞く者の想像力を掻き立てる構成になっている。
 
2 ゆるして emamouse.ver
作詞 作曲 ドクガエル
完全にドクガエルワールドが炸裂している楽曲だ。
普通の恋愛に対してというよりも、このドクガエルのリリックは『全世界と私』という対比で書かれているような気がしてならない。
そして何よりも自分に対してゆるしてと歌っているようにも感じるドクガエルの葛藤が美しい。
 
3 ファンタジー号
作詞 作曲 ドクガエル
ドクガエルが風船おじさんのドキュメンタリーをモチーフに書いた楽曲とされているが、【朝焼けが綺麗だよ! 心配しないでね】と歌うドクガエルを見てまるでドクガエルが『もう昔みたいじゃないから大丈夫だよ』と言われてるようでグッと涙腺が緩んでしまう。
アルバムの中でも一番ポップな楽曲でドクガエルの作曲能力の成長に脱帽してしまう曲だ。
またこの楽曲の聞き所は苦二郎、マルコメ・エックス(旧のりとも)のリズムセクションも忘れてはならないところだ。
 
4 ブロンきめてたからだよ
作詞 作曲 ドクガエル
この楽曲については説明不要かもしれないが、初めてこの楽曲をライブでやってから東京恋慕の楽曲の中でも一番変化していったように思える。
強烈な歌詞と同様に重厚で、切り裂くようなサウンドになっている。
ソムチャイのイントロを聴くだけで、キマってしまうような仕上がりだ。
 
5 いつまであなたとあってていいの
作詞 作曲 ドクガエル
強烈なブロンを聴き終わった後にまるで夏休みの終わりのような、祭りの終わりのような、恋が終わったような気分にさせるイントロからその辺の甘ちゃんソウルシンガー顔負けのソウルフルなドクガエルの歌声が陶酔させてくれる。
 
6 おもちゃ
作詞 作曲 ソムチャイ
メロ、歌詞、リズム、歌、どれをとっても完璧な楽曲だ。
私自身このMVの撮影に関わらせていただいたのだが、初めて聞いたときの衝撃は忘れられない。
そして聞き込んでいく内にサウンド、歌詞の中に込められたソムチャイの強い意志がはっきりと伝わってくる。
そこは是非聞きこんで自由に感じて欲しいと思う。
 
まさに東京恋慕の新境地だといっても言い過ぎではないと思う。
 


・だらだらと長く書かせていただいたが、これだけジャンルがバラバラな楽曲達が東京恋慕というフィルターを通せば何一つ違和感なく存在できるのはドクガエル、ソムチャイ、マルコメ・エックス(旧のりとも)、忍煮苦二郎というメンバーがいるからであり、4人の化学反応が起こした東京恋慕という革命なのだ。
 
それに乗るか乗らないかは出会い次第。
是非、東京恋慕という出会い系にハマって欲しい!

そして何度も言う!
永遠に俺を騙し続けてくれ!

下北沢ろくでもない夜
下田 好太

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