詩草のジャケット写真

歌詞

彼方

shigusa

嘘くさい太陽と欠けていくだけの月

それもあなたが歌えばそれが全てに思えた

嘘すらつけないまま消えない昨日が憎い

明日になってしまえばこんな今日も恨めるかな

届かない、拝啓革命児

あなたの髪の揺れ方が好きだった

放つ言葉に小さくなる心臓

苦しいほど

剥がれかけたマスカラで揺れる影を見つめる

それが幻でもそれでいい

私だけの神様のようにただ揺れるその指を

深く息を吸う瞬間が届かなかったあの場所に

重なって私になっていく

その日まで私になれなくても

あの人に重ねてた三年後の今の私は

部屋の片隅でまだこんなことを歌っている

届かない、拝啓革命児

私はずっとあなたになりたくて

閉じた瞼開いた先に光があるなら

君がいるなら

剥がれかけたマスカラで揺れる影を見つめる

それが幻でもそれでいい

私だけの神様のようにただ揺れるその指を

あなたの声が止まっても私の涙が枯れても

過去になってもずっと変わらない

自転車,帰り道,溶けた銃口

靡くスカート もういない君

剥がれかけたマスカラで揺れる影を見つめる

あの長袖のシャツに縋ったまま

掠れた文字が緩めた涙腺 聞きたかったフレーズ

もういない君

届かなかった声を見つからなかった言葉で

私だけの神様のように

その日まであなたになれなくても

  • 作詞

    千凪

  • 作曲

    shinji

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