Lyric

蝉が鳴き止んだ十月後半

立派なあの人もきっとそうだ

あの夏のように消えてしまう

君が泣き止んだ十月後半

僕の影は光に照らされて

消えてった

まだ少し夏を残したそよ風が

あのカーテンを揺らしてた

覗き見る景色を見るのが怖かった

まだ少し夏を残したそよ風が

蝉が鳴き止んだ十月後半

赤く染まってゆく空を

ただぼんやりと見ていたんだ

雨も振り止んだ十月後半

霧がかる記憶と君の声

消えてった

まだ少し夏を残したそよ風が

あのカーテンを揺らしてた

覗き見る景色を見るのが怖かった

まだ少し夏を残したそよ風が

またあの夏が僕らを過ぎ去ってしまっても

さよならで終われないように

またあの夏を僕らが追い越してしまっても

さよならじゃ終われないように

君が好きだったあさのにおい

暗くなった空に灯った信号機

またあの川沿いに君をさがすよ

僕が好きだった花のにおい

紅くなった頬に映った信号機

君じゃなきゃダメだなんて

思ってたんだ

またあの夏が僕らを過ぎ去ってしまっても

さよならで終われないように

またあの夏を僕らが追い越してしまっても

さよならじゃ終われないように

またあの夏が僕らを過ぎ去ってしまっても

さよならで終われないように

またあの夏を僕らが追い越してしまっても

さよならじゃ終われないように