

午後の光が 斜めに差し込む
窓辺で君が 本を読んでいた
何気ないその横顔
ただ見てるだけで ほっとしてた
ストーブの音が リズムを刻んで
沈黙さえも ここでは心地いい
「ねぇ」って呼べば 笑ってくれる
それだけで今日も 十分だよ
柊の葉が そっと揺れて
冷たい季節を 越えていく
君といるこの時間が
かけがえのない 贈り物だって
気づいたんだ やっと今
曇った窓に 指で描いた
ふたりだけの 小さなサイン
時間がゆっくり 流れる場所で
未来の話をしようよ
遠くの空に 雪雲が浮かぶ
でも寒さも 君がいればいい
言葉じゃなくて 仕草で伝わる
それがたぶん 愛ってことだね
柊の葉が 強く光り
どんな風にも 負けないように
ふたりのこの静かな日々が
春を迎える 道しるべになる
ずっとそばに いたいんだ
真冬の朝も 眠る夜も
君が笑う それだけでいい
柊のように 小さくても
守れるものが ある気がしたんだ
今日もそっと 手を重ねて
- Lyricist
Syu
- Composer
Syu
- Producer
Syu
- Background Vocals
Syu

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Hiiragi
Syu