Lyric

誰の声も届かなくて

この時間にルールなんかなくて

溢れ出す本能 感情

息苦しいまでの期待を胸に秘めて

不器用に重なる合図

約束の時刻まで3秒前

幕開けだ さあ

誰にも言えないことをしていた

どこかを見つめたまま

命を紅く咲かせた

食欲と一緒になくしていったものを

数えてばっかりで

また今日が枯れていく

カフェインには、強いほうだ

こんな時間にコーヒーを

飲んだって結局

すぐに眠れるから

だからあとちょっとだけ

ここにいさせてよ

…って、また夜更かししちゃったな

世界にたった一人

自分だけみたいな

夜の静寂

Let's stay up late Uh

眠い目をこすって

まだ平気だって強がって

優しいだけじゃないあなたの声を

待っている

誰にもしないと決めていた話が

指の隙間を零れ落ちて

止まらなくなっていた

顔をうずめたカーディガンに

まだあなたの匂いが残ってて

それが余計に寂しくて

寝起きは、きっと良いほうだ

次の日朝が早くたっていつも結局

すぐに起きれるから

だからもうちょっとだけ

ここにいさせてよ

ねえ、まだ夜更かししていようよ

世界にたった二人

それは夢みたいで

弾く指先に

歌声が溶けていく

腕の中しがみついて

寂しいを繰り返した

泣かないようにと

ぎこちなく笑ってみせる

その手は優しくて、美しくて、

細くて、長くて、強くて。

強がる頭を包みこんでくれる

「強くなったね」なんて言うから

我慢してたのに

今日は泣かないって決めていたのに

手首の無数の傷跡を

隠すことさえ忘れていた

手放しで夢中になれていたんだ

思い出して口ずさんでいる