Lyric

まるよし横丁の

灯の付かない居酒屋に

今宵もろくでもない

人間が集まる時間だ

一文無しは当たり前

早くいつもの酒を出してくれ

痩せ細った手足のおっさんが

俺に向けてつぶやいた

おい坊主、いいかよく聞け

可能性なんて考えてんじゃねぇ

やんのか？それとも

やんねぇのか

死ぬまでその二択

なぁそうだろ

自由の意味は

辞書にある通りか？

堅苦しくて疑ってしまうな

いつだってそうさ

他人がいるから

いつまで経っても

縛りは解けない

自由はどこから

やってくるのだろう

迎えに行こうも見つけられない

せめて歌にして

叫んでみよう

そしたらきっと貴方を

救えるはず

風が冷たくなった頃

おっさんの姿は消えた

相変わらず灯は付かない

だけどもなぜかいつもより

暗く感じるんだ

窓越しに見える景色

五月晴れの茜空

貴方がいない今日も

定刻通り列車は進んでく

世の中なんも知らん若造が

生意気に何を知った気でいる

胡座描いてるやつに一撃

火傷は若造の特権だろ

自由の意味は

辞書にある通りか？

堅苦しくて疑ってしまうな

いつだってそうさ

他人がいるから

いつまで経っても

縛りは解けない

自由はどこから

やってくるのだろう

迎えに行こうも見つけられない

せめて歌にして

叫んでみよう

そしたらきっと

貴方を…

自由の意味は

辞書にある通りか？

堅苦しくて疑ってしまうな

いつだってそうさ

他人がいるから

いつまで経っても

縛りは解けない

自由はどこから

やってくるのだろう

迎えに行こうも見つけられない

せめて歌にして

叫んでみよう

そしたらきっと貴方を

救えるはず