諦められたらいいのに
つま先にひらり差し色みたい
列車に誘なわれ
ささやかな ささやかな春の祈り
高架下を流れる川は
やがて海へ下る標に
色を 色を変える
諦められたらいいのに
うっすら朧雲
立ち止まると背中を押す
桃色の便りの風の中
改札くぐると川辺へ続く
枯草絨毯の
不揃いな 階段を降りてゆく
水面へと枝を項垂れて
並木たちが落とす言の葉
遠く 遠く辿る
わがままでも守りたくて
朝霧立ちのぼる
踏み出したらススキが舞う
色葉散るセピアの風の中
思いが芽吹くなら 風は光るから
星に願うなら 朝は来るから
わがままでも守りたくて
朝霧立ちのぼる
諦められたらいいのに
うっすら朧雲
立ち止まると背中を押す
桃色とセピアの風の中
- Lyricist
YuyaYuya
- Composer
HAMADA"Peco"MIWAKO
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MomoiroSepia
YuyaYuya