Lyric

バイパス沿いのコンビニさえ

いつもより華やかに見えたんだ

もし君の手を握れたなら

一体この景色はどう見えるんだろう

風が通り抜け ふわっと髪が揺れ

目を細めた君は何を思っているんだろう

話したいことは山ほどある

だけど君の話を聞いていたい

楽しそうに話す姿に

僕の歩くスピードはゆっくりと

歩道橋の向こう側 いちょう通りの坂

このまま君と離れたくない

離れたくないな

だからもうずっとそばにいて

君以外はもう何も望まない

情けないくらい愛おしくてたまらない

重なり合ってゆく ふたりの足音

街が染まってゆく

最後の曲がり角で

優しい声で 「じゃあね」って

ねえずっとそばにいて

君以外はもう何も望まない

呆れるくらい溢れ出して止まらない

戻れない胸が苦しいよ

だからもうずっとそばにいて

お願いもう何も手につかないんだ

恥ずかしいくらい愛おしくてたまらない

影が躍っている オレンジの帰り道

そっと目を閉じて 君だけを見つめて