Lyric

終わりを見ずに

ここまでやってきてしまった

君もそうかい？

無駄になってしまうことでも

それでいいと

思ってたりする、午後

形ない気持ちをものにするほど

強くは生きれない

強くは生きれない

焼けたアスファルトの端っこには

焦げた生き霊 僕の影だった

どうせ最後にはきっと

何者にもなれやしないから

赤のまま突っ切ってしまうような

決別の覚悟が欲しいんだ

果てしない空は言った

青ざめた声色の本当の意味を

残された僕は言った

駆け出して掻き乱してしまえよと

そうして君はきっと

抱えてた心の

その行き先を

果てしない空に溶いた

オレンジに滲んで青へ消える

どうせ最後にもきっと

これで終わってしまうことが

悔しくもなくただここで

立ち尽くすのだろうか

果てしない空は言った

青ざめた声色、その尊さを

残された僕は描いた

揺らいでる地平線のその色を

そうして君はきっと

抱えてた想いを

知らない色に

無我夢中で塗りつぶす

嗚呼君も染まっていってしまったな