Lyric

坂道 靴音 きゅっ

港に光がほどける

出島の角で まばたきひとつ

ねえ、その視線もう戻れない

大浦天主堂 鈴の音ひびく

心臓まで 静かにしみてく

ちゃんぽんみたいに 全部まぜて

甘いも苦いも 一緒にするの

皿うどん ぱりぱり鳴らしながら

「まだ足りん？」って 笑うだけ

長崎の魔法 一度でどハマり

長崎の魔法 抜け出せない マジ

夜景よりも きらめく唇

長崎の魔法 一度でどハマり

グラバー園で振り向く顔

風がリボンをほどくみたいに

橋まで行っても 君が見える

「近いのに遠い」って癖になる

眼鏡橋みたいに 心をつないで

ほどけない恋にしてあげる

なめんなよ、って嘘みたいに優しく

その一言で もうダメ

長崎の魔法 一度でどハマり

長崎の魔法 抜け出せない マジ

夜景よりも きらめく唇

長崎の魔法 一度でどハマり

稲佐山 てっぺん 深呼吸

道の先まで 光の海

「好き」って言えない自分さえ

君に見つけられてしまう

長崎の魔法 一度でどハマり

長崎の魔法 抜け出せない マジ

夜景よりも きらめく唇

長崎の魔法 一度でどハマり

坂道 振り返らないで

君の明日は もう長崎