

視線を落としたまま くるくると何かを回し続けた
その小さな指先に 君は一体何を見ていたの?
差し伸べた僕のやさしい言葉も 差し出した温もりも
すべてを頑(かた)なに拒絶して 君は一体何を守ろうとしたの?
まるですぐに割れてしまう 薄氷(はくひょう)を踏むように
触れればすぐに壊れそうで 誰も近づけない君の心
くるくると止まることなく 何かを回し続けながら
その細い指先で 君は僕との間に見えない壁を作った
あたたかい風にも 降り注ぐ眩しい日差しにさえ
怯えて震えるその魂を 僕以外の誰が救えるっていうの?
君にしかわからない透明な世界を 心の奥に作り出して
たったひとり閉じこもってしまった 君の心
「僕ならもっと分かり合える」と 「僕ならきっと入り込める」と
そんなの僕の傲慢だったのかな
君を救うヒーローになれると 本気で思ってたのに
君は僕の腕をすり抜けて 遠くへ飛んで行った
僕の手が届かない場所へ 冷たく逃げて行った
残された僕は ただモノクロの空を見上げてる
君が残していった 静寂だけが響く部屋
くるくると回り続ける時計の針が 虚しさをあおるよ
「大丈夫だよ」と抱きしめたあの時の体温さえ
最初から幻だったみたいに 静かに冷めてゆく
いつか君がふと振り向いて 私のうしろに気付いて
かすれた声で 僕の名前を呼んでくれる
そんな奇跡をバカみたいに信じて 僕はまだ
枯れた喉で 君の名前を何度も呼びたかったんだ
「僕なら君とどこまでだって 一緒に飛べるはずだ」と
最後の最後まで 信じて疑わなかったのに
君は僕を置き去りにしたまま 青い空の向こうへ消えた
「僕ならきっと入り込める」と 思ってたのに君は逃げて行った
もう二度と、その指先に触れることさえできない
くるくると、回り続ける記憶。
君の名前を、もう一度だけ。
僕を置いて、空へ消えた君。
- Lyricist
Kine Lune
- Composer
Kine Lune
- Producer
Kine Lune
- Vocals
Kine Lune

Listen to Liar Replica by Kine Lune
Streaming / Download
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Moderato
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- ⚫︎
Liar Replica
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- 5
Latitude
Kine Lune
Artist Profile
Kine Lune
Artist producer who writes lyrics and composes music. Pop and catchy melodies. Expressed through wordplay, his songs have gained overwhelming support from his generation, with songs that you can't help but hum after just one listen.
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