

いつもの帰り道 歩幅を合わせて
君は楽しそうに 今日の出来事を話す
偶然触れた 肩と肩の熱に
僕だけが少し 息を止めた
「お前といると一番楽だな」
無邪気なその言葉 残酷な褒め言葉
一番近くて 一番遠い場所
特等席に見えて ここはただの観客席
たった二文字の「好き」が 喉の奥でつかえて
冗談めかして笑うことしか 僕にはできない
この線を越えたら 君を失う気がして
臆病な今のままでいい 嘘つきな心が痛いよ
スマホが光るたび 君の目が泳ぐ
その視線の先に 誰がいるのか気づいてる
相談に乗るよと 強がってみせて
自分の首をまた 締めてる馬鹿だね
雨が降り出せば 傘に入れるのに
晴れた空の下じゃ 理由が見つからない
友達という名の 見えない殻
守られているようで 閉じ込められていた
あと1センチの勇気が どうしても足りなくて
明日もまた「いい友達」を 演じ続けるんだ
君の隣にいれるなら 叶わなくてもいいなんて
言い訳を重ねるたびに 君がもっと愛しくなる
もしもこの世界が 明日終わるとしても
僕は君に 想いを告げるかな
それとも最後の一瞬まで
この心地よい距離を 抱きしめて終わるのかな
声にならなかった「好き」を 夕日が溶かしてく
君の幸せを願うフリして 涙が流れ星
この線を越えたい でも壊したくない
矛盾だらけのこの想い 君には永遠に秘密のまま
「じゃあね、また明日」
手を振る君の背中
友達という名の 見えない殻
守られているようで 閉じ込められていた
- Lyricist
utau marshmallow
- Composer
utau marshmallow
- Producer
utau marshmallow
- Vocals
utau marshmallow

Listen to One Centimeter by utau marshmallow
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One Centimeter
utau marshmallow
I want to tell you, but I can't.
I don't want to ruin what we have now.
Still, I want you to notice.
I turned that painful sense of distance into lyrics.
Those feelings became this song.



