Lyric

願わくば

この癒えぬ渇きに

止めを刺すだけの

諦めの光のあらんことを

他に縋る思惑を見破り

今一度 恐れを乗り越えて

叶わぬ期待を手放せ

生きとし生けるものは

手前のことしか考えない

然れど他を責めるときは

その身勝手さを叩く

そんな獣が時として

目の前の誰かの苦しみを

取り除こうと必死になる

我を忘れて

その瞬間 軽くなる

戸惑いは 解けていく

願わくば刹那でも

これまでの醜さを

赦されて眠る夜が

人々にあらんことを

何度も塗り直して

歪んだ自画像は

役目を終わらせて

別れを告げるだろう

願わくば

この癒えぬ渇きに

止めを刺すだけの

諦めの光のあらんことを

他に縋る思惑を見破り

今一度 恐れを乗り越えて

己の覚悟に従え