Lyric

はりつめた心音に

朝靄は立ち込める

塗り立てた微笑みは　誰が為

あなたは何処

ゆらゆらと流れくる感情言葉達

惑い　揺蕩えど　心とめどなく

眠れず潜った夢色も　今は渇き

暗がり　ばかり　映る

ゆらゆらと流れくる感情言葉達

次第　綻んで　靄ははがれゆく

起きがけの朝運ぶ

産声のする方へ

やがて　空に　呑まれてゆくの

靡きだす　心音は

からだから　はなれて

飛んでゆくの

黄昏まで　駆け抜けた

記憶灯すのは

産声　産声

正しさに息詰まらせて

零したのは

産声　産声

朧げな夢のつづき　描き出すのは

産声　産声

繋がれた　常識はらい

広げた　翼は　夜を醒ます

午後17時の明け方に凪ぐ

"Soul to fly up" 雲よりも高く

果てない　水平線の向こうまで

ゆらゆらと流れ来る感情言葉達

羽根となり　あなたを導く

"Soul to fly up" 海よりも深く

心　浮かび上がる波となれ

起きがけの朝運ぶ

産声のする方へ

白む　空を　迎えに

やわらいだ　心音に

茜色　微笑んで