Yaezakura Front Cover

Lyric

Yaezakura

kabuki samurai

幾つもの声が重なって

潮騒のように鳴り響く

蝉の声はまるで僕だけを

責め立てるように喚いている

先に見える泥濘んだ道は

もう他人の足跡だらけ

自分のものはひとつもないよ

足掻いた分だけ沈んでいった

もう諦めてしまおうか

横になり僕は問いかける

そんな筈なんてないんだと

涙が一筋流れていた

何処に進むのか分からなくても

心が張り裂けそうになっても

風が吹くのを待っている

背中を押してくれる 風を待っている

花瓶の向日葵を見ながら

夢と現の狭間を揺蕩う

目を閉じれば秒針が響く

チャイムの音はまだ遠い

母さんからの置き手紙

不器用だけど確かな愛が

少し息苦しくも心地よい

そんな風に思える日がくる

春に産まれた希望だねと

言われた日々はすぐ側に

傍らに佇む八重桜

いつも見守ってくれていた

何処に進むのか分からなくても

心が張り裂けそうになっても

光が差すのを待っている

道が照らされるのを 待っている

「あなただけを見つめている」と

差し出された手 握り返して

笑顔を返せる日を 夢見て

歩き出してみるよ

足跡だらけの道でも

置いていかれる事怖くなって

明日に進めなくなっても

自分だけの八重の花

綺麗に咲きますように

何処に進むのか分からなくても

心が張り裂けそうになっても

風が吹くのを待っている

背中を押してくれる 風を待っている

  • Lyricist

    Shiro-kun

  • Composer

    Shiro-kun

Yaezakura Front Cover

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    Yaezakura

    kabuki samurai

Shiro-kun solo song
Animation "Yaezakura" theme song

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