Lyric

望遠鏡のぞいて見える景色は

キラキラと光るそれぞれの未来

どうせそんなのって希望の光だとか

綺麗な言葉に染められたもの

鏡に写る小さな僕は

ただなにかに怯えた目をしていた

そんな自分をどれほど

恨んだって憎んだって

結局なにも報われなくて

傷の数や深さなんて

僕の存在を証明するものになんか

ならないけれど振り返ってみれば

向き合えるような世界に

君が導いてくれるなら

僕は全力で生きてみせるよ

目を閉じても寝付けない夜

どこかから聞こえるアラーム

もうそんな時間か 夜が明ける早さは

時計の針に比例しないみたいだ

すれ違う人混みの中

僕の姿は在るのだろうか

満員電車に乗ったって

交差点で立ち止まったって

僕にはなにも分からないけど

過去の苦い記憶なんて

僕の人生を 光らせるものにはならない

顔をあげてみたら僕ら

笑い合えるような世界に

君が手を引いてくれるのなら

僕は全力で生きてみせるよ

今スポットライト浴びて

背中を押されステージに立つ

小さな僕の大きな影が伸びる

積み上げてきた努力なんて

きっと何の役にも立ちはしない

顔をあげて見渡せば

少しでも輝く世界に

君が導いてくれるのなら

君が笑ってくれるなら

君が一緒に生きてくれるなら

僕は全力で生きてみせるよ