Lyric

春の風が頬を撫でて

君の声を運んでくる

咲き誇る桜の下で

まだ言えなかった言葉

止まったままの約束

光の中でほどけて

君の背中追いかけて

季節だけが進んでいく

散りゆく花を見上げて

願いを空に溶かした

ふたりの影が重なるように

時を越えて響け

涙はきっと　春を呼ぶ

別れも未来の種になる

桜の空に願う

君の笑顔　消えないように

舞い落ちる光の中

もう一度　会える日まで

手を伸ばせば　届きそうで

儚く散る　夢のかけら

それでも今を生きていたい

君と見た春を抱いて

風に揺れる面影が

心をまだ包んでる

優しさも痛みさえも

君が残した春

咲いて散る花のように

僕らもまた巡り逢う

今は遠くても

同じ空の下

桜の空に願う

君の声が聞こえるように

流れゆく時の中で

心は君を探してる

何度も春はめぐる

涙も笑顔も抱きしめて

この胸に咲く想い

ずっと君のそばにある

たとえ風にさらわれても

君を忘れない

桜の空へ　想い舞い上がれ