Lyric

雨粒がガラスを叩いて

沈黙を破る　小さな合図

消えそうな夢を呼び戻す

私の胸に広がる光

忘れかけた約束の声

心の奥でまだ揺れている

遠く離れた季節の記憶

冷たい夜を越えて響く

くじけた日々に隠された

かすかな勇気を拾い上げて

痛みの数だけ強くなれると

誰かがそっと教えてくれた

走り出す風を抱きしめて

消せない想いを明日に託す

たとえ道が崩れても

私はもう迷わない

曇り空に差し込む光

誰かの影が導くように

涙を流すその瞬間さえ

未来を描く一部になる

失くしたものを数えるより

残された愛を信じたくて

胸の奥に燃える祈りが

新しい道を開いてゆく

走り出す風を抱きしめて

消せない想いを明日に託す

たとえ道が崩れても

私はもう迷わない

夜明けを待たずに

歩き始めた足音が響く

孤独を越えて出会う答えは

心をつなぐメロディー

走り出す風を抱きしめて

消せない想いを明日に託す

あなたがくれた笑顔の力で

どこまでも羽ばたける

ガラス越しに映る空へ

私は手を伸ばしている