夏の香りが低空飛行で
僕らをすっかり
包み込んでしまったならば
落ち着かないのです
なんだかとても
抑えのきかない仔犬のようです
音符を載せた五線紙のノート
自由に飛べる魔法のマント
街から街へ 空から投下
三半規管を捉えてますか
考えれば考えるほどに
膨らむ妄想 頭の体操
ニヤけた狸の皮算用
終わりが来るまで楽しみましょう
遠くで鐘の音
えっちらおっちらそろそろ帰るかい
そりゃ名残り惜しいけど
明日の為に自転車に油を
この見果てぬパノラマ
ここは自由の中心地さ
甘いお菓子と歪んでく街を
愛する王様 小さな旗を立てて
夏の終わりが忍び足で
僕らをすっかり
包み込んでしまったならば
物悲しいのです 何だかとても
裸になってる羊のようです
落書き帳にはいつでもビッシリ
アクセントは凝ったイラスト
切って削って磨いた言葉
漢字は携帯メールで検索
ざっくばらんなテーマはいつも
Time to time,Page to page
時空の垣根を軽々超えて
あの日の僕をいつも呼んでいる
遠くでママの声
えっちらおっちらそろそろ帰るかい
そりゃかなり惜しいけど
明日の為に自転車に油を
Oh yeah!
この見果てぬパノラマ
ここは自由の中心地さ
甘いお菓子と歪んでく街を
愛する王様 小さな旗を立てて
何処までも飛べよ紙飛行機
この丘の上から次々と
緩やかなる風に乗って
尽きせぬ想い抱いて
この見果てぬパノラマ
ここは自由の中心地さ
甘いお菓子と歪んでく街を
愛する王様 小さな旗を立てて
今もきっと小さな旗を立てて
今もきっと小さな旗を立てて
- Lyricist
PG
- Composer
GQ06
Listen to Freedombase by GQ06
Streaming / Download
- 1
The Second Pureness
GQ06
- 2
North Wind Step
GQ06
- 3
A Bride in Spring
GQ06
- 4
Slow Curve
GQ06
- ⚫︎
Freedombase
GQ06
ケツメイシやオレンジレンジもリスペクトするGQ06。自らライフミュージックを掲げ、ジャンルにとらわれない変幻自在の音楽性で、常にシーンの気になる存在であり続けたGQ06。メンバー脱退により5人のメンバーで制作され、キャリア最後の作品となった今作は、バラエティに富みつつもより焦点が絞れた作品となった。七色の輝きを演出するサウンドはより磨きがかかり、感動的な捨て曲の一切ない傑作に仕上がっている。
Artist Profile
GQ06
1996年に、埼玉県川越市にて結成された6人組のミクスチャーロックバンド。当初はバンド名を“ガラクタ”と名乗りライヴ活動を展開。1stアルバムの「アナログ24」ではエモーショナル・ロックやヒップホップ、ソウルなど多種のジャンルを混在させた独自のサウンドを確立し、全国でロングセラーを記録。一躍インディーズ・シーンの人気バンドとなった後、2003年1月に東芝EMIからシングル「ハイビスカス」でメジャーデビュー。シングル、ミニアルバムの他に「 Sunny?」「Funny?」の2枚の兄弟アルバムを発表。ミクスチャーシーンの中核を担い活躍したが、アルバム「5Leaves」を発表後、05年3月25日のライヴをもって解散。
GQ06の他のリリース
Hooky Records