Lyric

大人同士だろう

揺れながらに歩いていくみたいに

子供同士だろう

夢の中に歩いていくみたいに

三度目の朝にふと気づく

あれって泣いた声　走り続けているよ

あの頃の話

昔のはなしだわ

数えだしてみよう

僕らの中に流れ出すその夕日

言葉にしてみよう

あの日の世界が混ざりだして何か跳ぶ

大人同士だの

かすれた声で肌を隠すそっと不意に

子供同士だから

隠さないで荒れ動く波みたいに

六度目の夜にふと気づく

あれって泣いたよね　隠し続けているよ

きっと最後の話

昔のはなし

会うたびに話をしよう

会うための話をしよう

会うために話をすれば

そこで大きなあなたの髪の飾り

抱きしめるように

十四年後の昼にやっと気づく

あれってどうなったっけ　思い出してみよう

そうおぼろげな話

昔のはなし

会うたびに話をしよう

会うための話をしよう

さあ出会うための話をすれば

そこで大きなあなたの影が

そこで大きなあなたの髪の飾り

抱きしめるように

大人同士だろう

夢の中に歩いていくみたいに

子供同士だから

僕たちはあなたに会うたびに