思い出して雨降る
シガツの褪せた歌を
ねえなんでと
縋りついて爪立てる
喉元の狭さに揺らいだ
蠢くのは
あなたの奥底に飢えつく
哀と
削れた心の奥にあるのは
縫い付けられた絆の炎症
潰れた瞼を開けて見上げた
離れる雨空掠れてく
あぁ、打ち付けた最期に満たされて
忘れないで鬩ぎ合う
割れた窓の色を
ミオロシテ
捨て去られた
苦悦の淀みを啜り笑う
あぁ、そうだ
哀しいのに心地よくて
僕らは求めてる
哀を
重ねた心を捻じ切る病魔
悲鳴を上げた愛と哀の詩よ
零れた涙を舐め擦る夜は
火照り出したら目が揺らぐ
あぁ、最低な隘路に手招いて
溢れた記憶を切り刻んでは
散りばめられた紙片を吹くの
ダレカの在処が消えゆくような
空しい名残が広がれば
あぁ、もう戻れはしないな
零れた心を舐め擦る病魔
重ねる瞼 掠れてく詩よ
潰えた心が悲鳴を上げた
離れぬ雨空 目の奥に あぁ
「ここに私はいない」
アナタは私の理性に問うが
うるさい誰かノ悲鳴が止まない
私はあナたの僕らの在りカ
そこニイるなら聞こえルカラ
その哀を私だけに見せて。
ねえ。
それが私の愛だったから
- Lyricist
Zekkai
- Composer
Zekkai
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navy blue sickness
Zekkai