Lyric

貴方が差し出す未来に少しだけ

希望の光が差した気がした

漆黒に酔いしれて世界に絶望したりして

繰り返す明日を抜け出したいの

舞踏会、華麗なワルツ不相応ね、私には眩し過ぎて

ねぇ強引にこの手引いて

何もかもひっくり返して

パパもママも腰を抜かしちゃうくらい

光より早く一瞬で

モノクロな箱に詰まったメランコリック壊してよ

王子様みたいにカッコ良くなんてなくていいから

曖昧で不条理な夢にいつの日か華を咲かせて

貴方だけの特別な色で塗って魅せて

なけなしの勇気とスマホくらいで

一歩踏み出した私を褒めて頂戴ね

雁字搦めなノスタルジー遠く遠くの点となる頃

貴方の隣で笑ってるかしら？

ダイヤモンド・ガラスの靴

そんなモノいくらでも差し上げます

欲しいもの一つだけ

疑いもなく与えられて着させられたドレスを

脱がし解いて自由をくれた貴方だけ

鮮やかすぎる箱の外誰にも愛されなくとも

勇敢なるプリンセスになって迎えに行くわ

曖昧で不条理な夢はいつの日か華を咲かすの

道なき道駆け巡る狼になれ

どうせ運命は必然性に満ちてて

ハッピーエンドをみんな待ってる

花には風月には太陽

きっと貴方は誰かを待ってる

貴方を想い啼くように夜毎奏でるセレナーデ

この答えに意味はなくても届かなくてもいいのよ

新しいプリンセスの門出に華をたむけましょう

その必然を飲み込んで月に憂いで

モノクロな箱に詰まったメランコリック壊してよ

王子様みたいにカッコ良くなんてなくていいから

曖昧で不条理な夢にお願いよ、華を咲かせて

きっと誰かが私のこと待っているから