Lyric

中央本線を上る故郷

ずっと会いたいと思っていたんだ

きっと寒いから着込んでいくとしよう

ずっと見たかったあの景色には

何にもない

コンビニは遠い

街灯もない

でもそこにしかない

愛情と思い出と笑顔のあなた

まだ恋しく思うのは

ありがとうが大きすぎて

帰りたいよ

もう弱音吐きたいよ

見送ってくれた期待には応えたいけれど

帰りたいよ

だから今度会えたら

あったかい笑顔で話そうね

もらったものは全部

僕を助けてる

澄んだ星空舞う白息

そっと思い出す幼い冬

早朝ストーブをつけてくれたり

雪遊びもしてくれた

時は流れ白髪も増えて少し不安になった

人ってなんで

さよならが付き纏ってるんだろ

同じ方向だし一緒に行こうよ

怖くなる分愛に変えて伝えるから

共に行きたいよ

片時も離れなくはないよ

まだ甘えたいなんて情けなく育ってしまったけれど

心配すんなってそりゃ無理な話さ

あったかいご飯を作るのは僕の番だよ

頑張ってくるよ

今までもらったものが全部

この寒い不安を溶かして目元から落ちる

それが春の知らせ

今年もまた

あったかい笑顔で話そうね

春風薫る

また一つ花が咲く