Lyric

１回目のキスでやめておけばよかった

柄にもなく先を望んでしまった

どこがいいのかなんて分からないけど

多分私のどこか突き刺さった

長い前髪で見えない横顔

はっきりと覚えてるあの時の感覚

暖まって汗ばんだ掌

もう触れることができないのなら

あの日の夜なんていらなかったよ

名前を呼ぶことすら苦しくなる

今でもまだ全部「過去」にできない

せめてあなたの過去に存在させてよ

例えば　思い出　全部アルバムにしたら

見開き１ページも埋まらないかも

あなたに似た影を探す　この街にはいないのに

あなたと歩いた雪道　今朝には足跡も溶けていた

眠る前外した指輪をこっそり。

２周り大きな指を握った

きっと寝ぼけていたんだと思うけど

握り返す手まだ汗ばんでいた

例えば　もう１度　そんな日が来るとしたら

お酒のせいだって思わせない

あなたの気まぐれな温もり　忘れようと思ったって

あなたの気まぐれに惹かれた　私の記憶が離さない

知らない２人の吐息だから　少しずれていたとしても

もう一度だけでいいから　知らない２人で過ごしたい