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DiaTo

つま先が描いた地図は消えて

白い線が 空を切り取る

届かない約束が 透けて見える

息を止めたまま 僕は空を読む

ふと、端っこを掴んでみたくなる

指先が冷たいから すべてが消える

雲の淵で 僕は待ってるんだ

溶けるかもしれない未来を眺めて

光が裂ける 刃みたいに美しくて

心の影を 一つずつ解いていく

声が遠くで輪郭を失くす

灰色の合図が 胸を覗く

誰かの笑い声が帯電して

時間が少し 俯くように動く

ワンフレーズを切り取って 貼り付ける日々

真実は薄紙みたいで 指の間から落ちる

「届く?」って問いに 雲は曖昧で答える

でも、そこにある温度だけは消えなくて

隙間から差す光が 伝える温度がある

それで僕はまだ 呼吸を続けてる

雲はただ 流れていくだけなのに

僕の輪郭を いつのまにか塗り替える

そのまま青と白の端が 僕の背中を押すから

古い地図は そう あるべきままに 歩き出す

音が沈む 鼓膜の内側で震える

透き通った影を数えるように

忘れることと 残ることを 両手で選ぶ

やわらかな刃が そっと切り分ける

声を伸ばして 引き裂くように歌う

でも届かない場所へ 音が溶けていく

雲の縁で 僕は笑っていたいんだ

割れた光の破片が 瞳を濡らすまで

消えるものは消えてったって構わない

ただ、ここにある温度だけを抱えて 行く

ふわ…… と 流れていく

雲のふちだけが まだ僕を覚えてる

  • Lyricist

    DiaTo

  • Composer

    DiaTo

  • Producer

    DiaTo

  • Synthesizer

    DiaTo

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