Lyric

僕の少し左後ろ

歩く君を横目で見ながら

不意に立ち止まり振り返ってみると

君はどんな顔をするだろう？

夏が好きと言い出した君の

そこにはどんな過去があるんだろう？

夏は嫌いと言い返した僕に

君はどんな顔をするだろう？

まだ知らない事や聞き慣れた口癖も

このまま僕だけのものにしたいんだよ

二人笑い声が重なる瞬間の

空気がただただ愛しいんだよ

恋しいんだよ

いつまでもいつまでもずっと

巡る季節の中に連れ出して

遥か先の見たことないような

でもなんか懐かしいとこへ

いつまでもいつまでもそっと

めくるめく日に少し逆らって

飽きるまでここにとどまるのも

それはそれで素敵な時間だろう

目の前の全てが同じように映るなら

もう言葉さえいらないかもな

とは言え君の言葉ひとつひとつは

僕の心を豊かにするだろう

これまで別々を生きてきたのだから

お互い持ち寄れるものがあるのかもな

一人じゃ曖昧なふわつくような心も

逢えない夜さえも愛しいんだよ

恋しいんだよ

いつまでもいつまでもずっと

巡る季節の中に連れ出して

春を過ごし夏が来たのなら

君の好きな場所へ行こうよ

いつまでもいつまでもそっと

めくるめく日に少し逆らって

秋に触れて冬はのんびりと。

振り返れば素敵な時間だろう