ugly beauty Front Cover

Lyric

Change

Killing Mob, Tabito

終わらない歌を歌おう

行くも引くも消えないThis Way

Me and my shadow 道連れの痛み

理想の未来は用意されてない

Lifeはseesaw 儚くserious

何故比べる 俺は俺にしかなれない

悲観の檻 愛せない等身大

変えるべきは内側 信じ抜く力

建設は死闘 破壊は一瞬

擦り減らしてく 惰性は隣り合わせ

気休めのLimelight

なぞる同じDay&Night

痛感するTime flies

あれのせい これのせい

口にすれば先が見えないscenario

捨てる神と拾う神

いつも忘れがちだな 人の優しさ

I wanna change

まるでケツの青いteenage

小手先じゃイタチごっこ また同じ壁

貰った愛情も返せぬまま

I wanna change i wanna change

重ねる背中 あのunderdog show

2ver

夢現なEveryday

うわの空って皮肉溢す君

今更 格好つかねぇ

独りよがりなくせに独りじゃ歩けねぇ

護られてるのはいつも俺

愛を天秤にかけてまで価値あるFameか?

背中押してくれてThankyou

弱みを隠す事が強さじゃ無い

行方知らずのLife 転がり続ける

酸いも甘いも 同じ皿で分け合える喜び

器のデカい男に 題名のない日々そこに戦い

災い良薬に変え招く幸

沈んでも鼻歌交じり 生きれば良い事あるさ

Go with the flow 平等に老てく

今が最高と笑えればそれで良い

Hook

I wanna change

不完全も愛して咲き誇る

光も影も主役 この旅の途中

会えなくなる人にも送るpeace

I wanna change i wanna change

大丈夫 きっと上手くいく前に進もう

  • Lyricist

    Killing Mob

  • Composer

    Tabito

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ugly beauty

Killing Mob, Tabito

  • 1

    Place To Be

    Killing Mob, Tabito

  • 2

    It's Magic (feat. Rekko)

    Killing Mob

  • 3

    Death Dance (Housai Remix)

    Killing Mob, Housai Beats

  • 4

    Still Dreaming

    Killing Mob, Tabito

  • 5

    It's Magic (Housai Remix)

    Killing Mob, Rekko, Housai Beats

  • 6

    Still Dreaming (Housai Remix)

    Killing Mob, Housai Beats

  • ⚫︎

    Change

    Killing Mob, Tabito

  • 8

    The Purpose Of Life (Tabito Remix)

    Killing Mob, Tabito

  • 9

    It's Magic (Instrumental)

    Killing Mob, Rekko, Tabito

  • 10

    Death Dance (Housai Remix) [Instrumental]

    Killing Mob, Housai Beats

  • 11

    Still Dreaming (Housai Remix) [Instrumental]

    Killing Mob, Housai Beats

『ugly beauty』



「Minorityでも通す美学 俺はラッパー」

内省と自己肯定を超越したヘッズたちの心を揺さぶる充実の一枚



 哀愁を帯びたブルージーな雰囲気漂う『still dreaming』で「身に染みてる 真っ直ぐ進む事の難しさ」と歌われているように、本作『ugly beauty』では理想と現実の狭間で葛藤しているKilling Mobの心情に内在された光と影が実直に現れている。
 ジャジーなビートの上でその決意がソリッドに表明されている『place to be』も決して単なるセルフボースティングではなく、むしろ自戒の念と自律心が垣間見えるため、聴いていると自然に背筋が伸びる。また客演に泰斗a.k.a裂固が迎えられ、軽快でサイエンティフィックなビートが特徴的でもある『it's magic』では、泣く子も黙る二人のラップの地力の高さを土台とした実験的かつ挑戦的な姿勢に、思わずニンマリしてしまう。まさに「時代はHighSpeed でも焦らずSlowly 楽しむ事忘れたら 息が詰まる」だ。
 さらには、冷静と情熱の間を行き交うソウルフルな『change』を経て、Killing Mob自身の哲学であり美学、それから今もなお自身の普遍性の結晶でもあると言える『the purpose of life remix』へと本作は原点回帰する。加えて『death dance』『it's magic』『still dreaming』のremixが収録されていることも今作の特筆すべき点であり、原曲とは異なるビートの世界観を味わいながらリリックを反芻することで、より各曲に秘められた真意に触れることになるだろう。
 
 「Make your Classic お前のSoulに溶け込んで言葉以上の価値が生まれると良いな」

 最後には『it's magic』『death dance remix』『still dreaming remix』の3曲がインストゥルメンタルとしても収録されている。ビートメイキングとプロデュースで本作を支えた旅人と法斎Beatsの両ビートメーカーが生み出したその3曲のビートをインストゥルメンタルとして聴くことで、今回Killing Mobがその二人の職人のビートからどのようなインスピレーションを受け、そしてラッパーとしてどのように言葉を紡いでいったのかに思いを馳せてみると、胸が熱くなる。


text by TAKURO SHINOHARA

Artist Profile

DGR RECORDS

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