Muryoku Front Cover

Lyric

Enro

ZKbt

ふと存在の実感が薄れてく

無力な指を開きまた一つ手離す

失う 必要に欠ける呼吸も

ただ無駄に生きていくだけの惨めさも

生きる意味 そう思い込んだ事柄も

動けば杞憂だったはずの不安も

いつしか背景と化していった憂鬱も

重たい足取りが滲んだ靴も

過ちに伴う感情だけを網羅し

鈍く痛み残し零れ落ちる後悔

消え行く安らぎに結果を垣間見る

太陽が背中を暖める昼

内情は同期せず埋まらない差を見る

毎夜報えなかった寿命を差し引き

全て失い元に戻らないと知る

全て失う 元に戻らないと知る

砂時計の音は消えない 鼓膜を塞ごうと

ただ失い続ける

読み取れない切れ端 ひたすらに猶予を乞う

ただ失い続ける

午前3時記憶を漁る 絶望を静めるために

ただ失い続ける

惰性に囚われただそこにいる

苦しくなかった時を思い出せずにいる

手垢にまみれた問いが黙らない

何になりたかった作り出したかったとかその類が

床を片したいが無理だ 選べない維持か退化それだけが目前にある

階段を降りまた灰色へ向かう

また灰色へ向かう

一睡もできなかった体で歩き出す

浴びる強風が空洞を逆撫でる

心細さが今までの無価値さを裏付ける

乾いた喉で猶予を乞う

途方の無い道筋に骨肉を溶かしては遠退く温もりを思い出せず

復元を諦める

意味を失くした魂を看取ってくれ

不本意に解けてく線の上で

両極の間 繰り返しに限りはある

帰結の淵に直面する

灰色に膝をつく

叫びに応えてくれるものはもういない

意味を授けてくれるものはどこにも

奈落を覗き込み結果を悟り

霧散する記憶を掴もうとする手の平に

話し声も消え去り 灰色が視界に

嘆きすら遠ざかる ようやく

痕跡を残さず砂を拭い去る

何一つ抗えず

風が嘲笑う

やがて過ぎ行き

誰にも思い出されずに ただ巡り

  • Lyricist

    ZKbt

  • Composer

    S.R. KTNZ

  • Producer

    S.R. KTNZ

  • Rap

    ZKbt

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