Lyric

雨上がりの冷たい空気 閉じた傘で

道を鳴らした跳ねる滴

まだ夏はこないでねと晴れない空見上げた

スニーカーが滲んでいた

冴えない自分を脱ぎすて歩いてく

チカチカと歌うサイダーの中で

浮いたストローが踊る

カランコロンと回るアイスが溶けて

たのしみ借しむように見つめていた

ああ、たのしい時間はすぐに去ってゆく

泡が消えたぬるいサイダーのよう

切なくなるのはしあわせ感じているから

もっとそばで笑っていて

雲の隙間から溢れる光

チカチカの歌はもう聞こえない

グラスの底に立った

ストローがそっと囁くように

過去になっていくこと教えていた

青息吐息はいまだけのことさ

きっとクリアできるよ

前に進めたらいつのまにか

小さなメモになるよ

チカチカと歌うサイダーのように

消えてしまう前に

大切なことは大きな文字で

こころに書き留めるの

何度だって 何度だって