あなたは多分知らない
夜の世界にいつも浮かんでいる
この街を抜けてどこに行くんだってさ
僕は眠りについたって 覚えてないことばかり
きっといつだって綺麗だね
躓いて転んだから このまま行こうと思った
いつだってそんなことを思っていたから
心は空っぽなんだ
街を見下ろしたって何処かでは泣いていた
このままただただ泳いで
このまままだまだ見えないんだ
このままなら まだ消えないんだ
僕ならきっと覚えている
金木犀の匂いがした
夜の海にぽつんと浮かんでいる
掬ってみたって夜風に靡いて溢れる
いつか大人になれば 届く気がしたんだ
きっといつかって伸ばした手は疲れてしまう
止まっている いつか僕らを照らすように
あなたはただただ笑った
あなたは多分飲み込んだ
あなたは嘘を飲み込んだ
あなたはきっと覚えていない
金木犀の匂いがした
例えば、人生一回だってつまらないことばかりでしたなんて
あなたは知らないんでしょ
例えば、そんな人生だってあなたがいれば良かったんだなんて
あなたは知らないんでしょ
春風さらさら薫って
流るる雲が夕日を追い越した
秋の葉はらはら僕らを飲み込んだ
夕暮れ前の雪通り
このままただただ泳いで
あなたはまだまだ見えないんだ
このままなら まだ消えないんだ
僕らはきっと覚えている
金木犀の匂いがしたから
僕らはずっと覚えている それだけだ
金木犀の匂いがする
夏の終わった匂いがした
- Lyricist
kaede
- Composer
kaede
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night fantasy (feat. HATSUNE MIKU)
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