

真空の果てで目を閉じてた
回るだけの氷だった
何も知らず 誰も映さず
自分の軌道を ただ信じてた
それは太陽 ただの光じゃない
触れられないのに 心が焼けた
いつか溶けて消えると知ってても
抗えなかった 引力
君に 照らされ 溶けて 輝く
私の輪郭 溶けだしてゆく
闇夜のなか 尾をひいて
飛び込んだ 一度きりの近日点
私じゃなくなるほど 強くなれた
気づけば いつのまにか遠く
静けさが また満ちていた
君の重みだけがまだずっと
胸の中心で 光放ってる
何十年先でも 軌道は描く
忘れたふりをしても 呼び戻される
凍てついた時間に ただひとつ残る
君が いたという確信
君に 照らされ 溶けて 輝く
あの日 確かに私は生きてた
引力の残像 追いかけながら
孤独ごと 光に変える軌道を
ただもう一度 君へ向けて走る
遠日点──
太陽からいちばん遠い場所で
私はやっと気づいたんだ
離れた距離こそ 約束だったって
この想いはまだ 巡ってる
君に 照らされ 溶けて 輝く
私の輪郭 溶けだしてゆく
闇夜のなか 尾をひいて
飛び込んだ 一度きりの近日点
私じゃなくなるほど 強くなれた
君は太陽
この想いは 軌道を超えて
私の心
晴れ──彗星のように
- Lyricist
NAZNA
- Composer
MAPP
- Producer
MAPP
- Recording Engineer
MAPP
- Mixing Engineer
MAPP
- Mastering Engineer
MAPP
- Graphic Design
MAPP
- Vocals
NAZNA

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Aphelion
NAZNA
"Aphelion" - the point in a comet's orbit farthest from the sun - is portrayed here as a metaphor for love.



