Lyric

期待も世界も身勝手

花に散っていく　意味のない合図で

感情と才能恨んで　意味を知っていく

とめどない果てで

肥えた自尊心 怯えを匿う虚像の裏

育んだ 傴僂の劣等感痛む

吐き出す怒り驕り煽り偽りの玉座に坐す

嘘と傷と熱が晒す 焦げた音の殻

後悔してよ くだらないわ

何もかも否定してるくせに

愛憎苦ばっか人並みに

夢現の退路に落とした

奪ってしまえよ 弱い心も

許されないコードに なってしまえたら

食らってしまえよ 暗い言葉も

引き裂いていく 思想の傀儡で

私欲に堕ちてしまえばいいの

曖昧さに嫉妬を重ねて

早く楽になってしまえばいいわ

美徳に魅せた淡い色のclericus

どうにもなんなくて

命を知って 花を亡くした 貴方のよう

とうに分かっていて

孤独を知って

救いがないと 醒めないから

縋ってしまえよ　痛む心を

縛る棘の冠　欲した光に

狂ってしまえよ　甘い言葉も

やがて解けゆく　絶望の淵で

地獄に堕ちてしまえばいいの

嘗て神に愛されたお前

高く駆けて散った白い花びら

今更抱いて哀れな子　clericus