Lyric

ポケットを叩いて出てきたのはビスケットじゃなくて

埃まみれの思い出と汚れた小銭だけ

体育館のワックスとゴムの腐った匂い

心にできたみみず腫れは今日も消えない

黒板を引っ掻いたような歯軋りをして

ポーカーフェイスで悟られないように

第三者的敗北者それには腐ってもなるものか

第三者的敗北者それには腐ってもなるものか

平然と過ぎゆく五線譜刻むんだ俺らは

矮小な体躯でも断固として自分を

否定するな否定するな

まだ俺らは何もできていないんだこれからだ

誇らしい僕の夢を冷めた目で見ていた

不愉快いたたまりない同調圧力の群れ

名前も顔も知らない

あいつらは歯車になれたかな

結局のところ果てしなくどうでもいいか

屑籠に捨てた将来の夢は

自尊心と共に燃やしたはずなのに

あなたがいつも拾ってくれるから

僕はまた僕の人生に挑めた

そういう人にいつか君も出会うから

そういう人にいつか君もなれるから

平然と過ぎゆく五線譜刻むんだ俺らは

矮小な体躯でも断固として自分を

否定するな否定するな

まだ俺らは何もできていないんだこれからだ