Lyric

静まり返った深夜3時

言葉をなくして随分たったな

遠くで鳴った最期の雨粒

もうすぐ冷たい風が吹くね

追いついたってもう遅いんでしょ

幾度となく繰り返されたさよなら

秋風になった君を追いかけない

短くなった髪はもうなびかない

一番好きだった風が吹く

吸い込んだ息が冷たくて

君の名前は呼べないまま

遠くで猫が泣く午前4時

言葉をなくして目を閉じた

静かにカーテンが揺れていた

悲しくなってまた目を開ける

何一つ不自由ない毎日なのに

今日も君だけが足りない

秋風になった日々はもう帰らない

短くなった朝を一人待つだけ

踏切がなってまた風が吹く

君が遠ざかる夢を見て

きっとなんどもまたあの日に帰る

独りになると何処からか

独りじゃないよと髪を撫でる

追い風が少し暖かい

恋をしたのはずっと昔から

秋風になった君を追いかけたい

短く切った髪はもうなびかない

一番好きだった人はいない

吸い込んだ息が冷たくて

そのせいだ。涙がでたの

秋風になった君を追いかけない

短く切った髪はもうなびかない

一番好きだった風が吹く

吸い込んだ息が冷たくて

君の名前は呼べない

バイバイ