Lyric

風が頬を撫でた刹那

影が手を振って　僕を待っている

何もとくに　残す言葉もないが

なんでかな　足が震えるんだ

あと10㎝と75ｍの一歩が

踏み出せなくて　あぁ

願ってしまうんだ

どうか　どうか　ほんの一瞬だけの

この勇気を無駄にして終わらせてくれよ

どうか　どうか　一歩踏み出せないように

掴んで 掴んで　掴んでよ

偽善でもなんでもいいから

突き飛ばしても構わないから

優しさってやつをひとつまみ

分けてはくれないか

何者にもなれなかった僕では

願うことすらもダメなんですか？

ねぇ 誰か

風が頬を撫でた刹那

影が呼んでいるから

それじゃあ

じゃあね