Lyric

雪をかき分けてかき分けていた

遥か向こうに灯りがあった

この身に降りそそぐ闇は

ひりついて重たかった

仰げば闇をやわらげる光の粉

俯けば腿まで届くしがらみ

ひとつひとつ振り解いて行く

ひとつひとつ振り解いて行く

あの灯のもとへ着いたなら

明日のことも考えるだろう、か？

今この瞬間　たった一人で

大きな世界と対峙しなければ

この大きな世界で

今今、冷たいのは

今今、寂しいのは

今今、必死に歩むのは

ぬくもりを知る為だった

そう思えばこの瞬間も

甘美ですらないか

だから私は対峙する

お前を見据える

今今、孤独なのは

今今、戦うのは

今今、必死に生きるのは

ぬくもりを忘れぬ為だった

その闇もしがらみも

また忘れぬ為に

お前を見据える

ぬくもりの為に