Lyric

君の声聞こえていた

夕暮れ時　蝉が鳴く

隣の教室で

数人　呟いてた

その中には君もいたんだ

そして　みんなで笑いながら

僕を見つめにらみつけた

そして君は口を開いた

「今度はあいつにしよう。

あーゆー奴はやりがいがある。」

正直もう分かってた

次の標的は僕だって

次の日から続くそれは

教室のみんなを和ませた

みんなはニコニコと笑って

僕を優しく見つめる

僕にしかできないことだ

僕はみんなを笑顔にできる

こんな幸せなことなんて

今まで一度もなかった

夏の暑い日笑顔が見える

でも段々と見えなくなってく

陽炎の中に閉じ込められ

蝉の声さえも届かない

親友は今でも優しいんだ

僕の耳元でそっとささやいた

「君のおかげで笑顔が増えるんだ。

だから今日もよろしくおねがい。」

屋上へ連れられた

そこには細いロープ

「これをつけてやるから

ここから飛び降りてくれるね？」

ロープなんていらなかった

今降りれば解放される

一生の自由掴むため

僕は華麗に羽ばたいた