Lyric

目眩がしているんだ 苦しいほど

ずっと頭から離れなくて

どこにいても何をしていても

あなたの姿が 心濡らす

もう二度と現れないように

目を閉じて 夜の海を泳ごう

またその声を聞く度 私は

あなたを沈めてしまいたい

行き場ない痛みさえも

全て洗い流せるのならば

気付かない内に膨らんでいた

風船も高く飛ばしてしまえば

どこか遠くへゆけるのかな

跡形も無く消えてしまおう

ああ 溢れ出す溜息を

空に放つ鳥は何処へゆくのか

この声はあなたに届きますか

今にも折れそうな想い乗せ

揺れる心がざわめいて

何もできずに 見送った背中を

止まない雨が私を打ちつける

あの日の約束は胸に閉じ込めたままで

あなたの笑う仕草が綺麗で

私はまた鬱むく

気付かないフリをするのは

時に身を切り裂いてゆくけど

何も言えずに過ぎてゆく

臆病な私だけれど

変わらずに宿っていた焔は

あなたのせいで消えない

叶わない運命に流されながら