Lyric

泳ぎ疲れた鰭を

少し休ませたらゆこう

予報外れの雨模様にも負けない

夜を越えて

テトラポッドの影から偶然に

飛び出してきてくれないか？

なんてね…

淡い期待をせずにはいられない。

今君探しにゆくから

荒波に揺れ漂いながら

不安定な水平線を浮き沈み

まだ不器用なウロコ 君を求めては

嵐の中を駆け抜けて

光る朝も煌めく夜も隣には

誰にも奪えない

心のど真ん中で

呼吸(いき)を重ねたい

暑い夏が過ぎたら

秋が来て冬に色づく

春を迎えられたなら

また共に繰り返そう

限られた季節の中で迷い

流れに流されてしまう時でも

逆流をゆく魚のように

いま君の元へ

透き通る水の中で僕ら

出会えない運命に抗い続け

まだ泡沫の地図に

ストーリー描いてる

海鳥が鳴いたら合図

怖がらずに気持ちを伝えにゆくから

南風に乗せて

新しい未来を

2人で描こうよ

荒波に揺れ漂いながら

不安定な水平線を浮き沈み

まだ不器用なウロコ 君を求めては

嵐の中を駆け抜けて

光る朝も煌めく夜の隣には

誰にも奪えない

心のど真ん中で

呼吸(いき)を重ね

今言葉をひとつに

声にのせて