Lyric

ほんの少し夢をみせてくれたね

もう目を覚ます時間

この痛みを鮮明に呼び起こす

君が残した香り

大人になれない僕を許した

何気ない君の一言が

胸に焼きついてしまって

僕よりも早く夢から醒めた

君の瞳に映るこの世界は

冷たくて

柔らかなその優しさにはもう

僕は手を伸ばせないから

また君のその透き通った肌を

抱き寄せられたなら

いいな

ほんの少し生き急いでしまって

もう後戻りできず

この傷はそうバカだった自分への

罰を忘れないように

激しい音に気持ちを託して

掻き鳴らし届くなら僕はとても幸せだろうな

話すよりほら強く伝わると

そう信じているから僕は唄うのさ

温かなその腕の中でもう

僕は眠ることはないから

また君のその優しい香りを

抱き寄せられたなら

他の誰かを想った詩も

あなたの情景に変わってゆく

僕がもう少し足踏みをする間に

季節も移ろいでしまうだろう

柔らかなその優しさにはもう

僕は手を伸ばせないから

また君のその透き通った肌を

抱き寄せられたなら

いいな